ピンクの霊柩車

2018.11.03

ピンクの霊柩車!? 沖縄都市伝説に迫る 

子供の頃、霊柩車を見たら親指を隠さなければと必死になったことはありませんか? 

 

もちろん地域や年代によって、その理由はさまざまなようなんですが、 

「親の死に目にあえない」とか 

「縁起が悪い」と長年言われてきたように思います。 

それを頑なに信じ、ぎゅっと親指を握りしめていたことを思い出します。 

しかも目も背けたりして。子供心って可愛かったなと改めて図太い大人になっていることを実感している私です。 

 

小学生の間でささやかれる、 

幻のピンクの霊柩車を見ると幸せになれるはホント? 

それが今や、霊柩車をみると幸せになるとまでささやかれる 

ピンクの霊柩車とは本当にあるのでしょうか? 

 

沖縄県の葬祭業やお寺に問い合わせした結果、ピンクの霊柩車は実在することが判明! 

早速、実物を見せてもらいに行きました。 

 

伺ったのは、沖縄県那覇市にある「株式会社総合葬祭那覇」 

 

本館、第2、第3と那覇市に3つの那覇葬祭会館と 

豊見城市、沖縄市、宮古島にもホールをもつ大きな会社です。 

社長の名嘉 義明さんに案内してもらいました。 

 

なぜピンクの霊柩車を導入することになったのか? 

もともと沖縄には90歳を超えて亡くなった方には、 

長生きした=天寿を全うしたという意味を込めて、 

紅白まんじゅうを配る風習があります。 

 

死を悲しむ気持ちとともに、長生きできたことはおめでたいことという受け止めもあり、それと合わせて、お葬式に来てくれた方々にも長生きした方のパワーを贈るために紅白まんじゅうは用意されているとも言われています。 

 

そういう意味でも、明るく故人を送りたいと願う家族から、 

黒ではなく華やかな色のもので最期を飾ってあげたいという要望が生まれ、 

これまでにもピンクの骨壺やピンクの棺桶が存在していたんだとか。 

ピンクという色に至ったのは、女性からの可愛らしくという声に応えた結果だそうです。 

そこからの派生で、より多くの方の目につく霊柩車にも明るいピンクを取り入れ、笑顔で故人を見送る形へと進化していったのです。 

 

いつからこの霊柩車はあるの? 

このピンクの霊柩車が導入されたのは2014年。 

この記事を書いているのが2017年なので、すでにもう3年も使われているのですが、まだまだ多くの方がピンクの霊柩車を利用されているわけではないので、稀に道路を走っているところを目にした子どもたちから噂が広まり、幸せの都市伝説となったようです。 

 

総合葬祭那覇 社長の名嘉氏は、 

「人の考えはみな同じではない。 

だからこそ、少しのニーズであってもその要望に応えたい」と話します。 

そのため、こちらでは霊柩車はピンクに限らず、白やシルバーもあり、 

従来の霊柩車=「黒」のイメージを出来る限り無くして、ご遺族の意向にあった送り方を提案しているのだそうです。 

 

ピンクの霊柩車の全貌 

葬儀の際には絶対に聞いたり細かく見たりできない部分も覗いてみましょう。 

霊柩車の車種はというと・・・ 

ドーーーンとエンブレムが輝くメルセデスベンツです。 

ナンバープレートもズバリ!!78=ナハです( *´艸`) 

ナハと聞いて、せんだみつおを思い出すのは年齢のせいでしょうか? 

それとも内地出身のせいでしょうか?? 

それはさておき、外観のインパクト大のピンク霊柩車でございます。 

 

では、中は??